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離婚判例

父親が子を奪取した事例2

原告 妻X
被告 夫Y
Yは散歩といって長女を連れ出し、Xと次女と別居状態になった。Xは子の引渡し審判や保全処分の申し立て、離婚訴訟による子の引渡しや監護権者の指定などを求めた。
なお、長女は家裁調査官立会い調査の際、Xに対して激しい拒否態度を示した。

判旨

原審は、長女の監護権者をYと指定した。

抗告審で原審を取り消し、差し戻し。

長女の年齢からすれば、母親の監護が必要な段階にあり、次女と分断することによって生じる心身発達上の影響についても配慮する必要がある。Yは長女を無断で連れ出し、家裁や高裁の保全処分決定にも従わず、地裁の人身保護手続きにも出頭しなかった。長女はこうしている間にYとの生活に安定を見出したに過ぎず、現状が安定しているからといって、追認することは相当ではない。

長女がXに激しい拒否態度を示したことについて
Yからの影響が全くないと言い切れず、5,6歳の子の場合、周りの影響を受けやすく、空想と現実が混同されることが多い。一方の親に対する感情や意向を、そのまま子の意向として採用、重視することは相当ではない。

東京高決 平成11年9月20日


一方が無理やり子を連れ去ったり、面接交渉時にそのまま帰さなかった場合には、違法性がある状態であり、いくら子が安定した状態であっても、認められない傾向が強いです。また、基本的には母親の監護が望ましいということや、複数の子がいる場合は、監護者を分けることに消極的であるという傾向があります。

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