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離婚協議書のやさしい作り方

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養育費の振込先

養育費の振込先は、親の口座?子の口座?
迷われることも多いかと思います。

当事務所で離婚協議書や離婚公正証書を作成してきた経験上は、親の口座の方が多いです。

結論から言いますと、管理しやすい方で特に問題はないものと思います。


こんな意見があります。
子の口座にした方が、支払う側にとっては子のために支払っているという感覚があるため、養育費が滞るのを防止できる可能性が高くなる。

支払う側からすれば、子が複数の場合は口座毎に振込手数料がかかってしまうので、親の口座にまとめて支払った方がよい。
という意見もあります。

確かに、最長20年超の間、毎月支払っていくのですから、100円程度の振込手数料でもばかにはなりません。

調停では振込先を子の口座にするようすすめられることも多いようです。少しでも滞るのを防ぐためという理由であると思われます。


・法律上はいったいどうなのでしょうか。

養育費の根拠となるのは民法766条1項の「子の監護に要する費用の分担その他の子の監護について必要な事項は、その協議で定める」という部分が該当すると考えられています。

ネット上には、養育費は子の権利であるから子に支払われるものだと書かれていることもございますが、民法766条1項には父母の分担であると書かれておりますので、監護権のない親が監護権者に支払うと解釈できます。
民法877条を根拠とする子から親への請求権という解釈もあります

そこから導き出されるのは、親の口座に振り込むという結論です。


・税務署の見解はどうでしょうか。

依頼者様で、税務署から養育費は親の口座に振り込まなければならないと言われた、という方がおられました。早速その税務署に問い合わせると、確かに親の口座に振り込まれるのが養育費であるとの見解でした。
一応、念のためにと某国税局でも確認しましたところ、養育費は子のための費用として監護権のない親から監護権者へ支払われるものであるから、振込先は親の口座であるとの見解でした。
仮に子の口座に振り込まれたとしても、きちんと書面を作成していれば、そのお金が養育費であると証明できますので問題はないものと考えます。


さて、振込先で問題があるのは第三者の口座です。当事務所でも何度か言われたことがございます。
理由は、養育費をもらっていると生活保護費が削られるから、親でも子でもない第三者の口座にしたいというもの。

もちろん、生活保護費の不正受給に該当しますので、そのような理由の場合はお断りさせていただいております。

養育費の根拠となる法律

民法第766条第1項
父母が協議上の離婚をするときは、子の監護をすべき者、父又は母と子との面会及びその他の交流、子の監護に要する費用の分担その他の子の監護について必要な事項は、その協議で定める。この場合においては、子の利益を最も優先して考慮しなければならない。



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